【S1 最終502位】高火力拘り対面構築【SVシングル】

【構築経緯】

ビックリテラスタルに対しては行動保証が持てるポケモンが強いと思い、その中で崩しでも優秀な鉢巻カイリュー、頑丈眼鏡ジバコイルから組み始めた。

その次に対面枠の襷枠としてグレンアルマ、最後の方に流行ったドラゴン多めの構築に対して強めなチョッキセグレイブを採用し、最後に補完として上4体で辛めなところに対して、見せ合いでも優秀なドラパルトとヘイラッシャを入れた。

ステルスロックが重い構築なので、ステロ巻き要員に対してはステロをまかせる以外の行動をさせないよう選出、立ち回りは意識した。

1,2週間ほど使った構築なので技、努力値振り、持ち物はちょくちょく変えていたが、最終的に使用した構築になっている。

 

以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。

 

・セグレイブ

Baxcalibur Artwork

性格:意地っ張り

ラスタル:地面

持ち物:突撃チョッキ

特性:熱交換

実数値と努力値:207(132)-198(116)-140(220)-*-107(4)-112(36)

技:きょけんとつげき/氷柱針/地震/氷の礫

・サーフゴーのゴールドラッシュとか陽気ガブリアスの逆鱗を高乱数耐えるやつ

 

ドラゴン対面に強めな耐久振り地面チョッキ型。

初手に投げるだけで相手のテラスタルを切らせやすかったり、そもそもの対面力が高かったため雑に使っても1体持っていきやすかった。

ただ、終盤はミラーを含め初手ドラゴン対面が多発し、相手の素早さ、テラスタル、持ち物がわかっていない状態での安定行動が見つからない且つ、見誤った時の負けへの直結率が高かったので、構築としての練度の低さが出たポケモンでもあった。

選出率3位。

 

 

・ドラパルト

性格:無邪気

ラスタル:フェアリー

持ち物:命の珠

特性:すり抜け

実数値と努力値:163-171(244)-95-152(252)-85-180(12)

技:ドラゴンアロー/シャドーボール/大文字/不意打ち

・最速ゲンガー抜き

 

色々試した中で1番使い勝手が良いと思った珠両刀型。

この枠に求められることはセグレイブが出しにくい鋼サザンドラ入りに対して強く出られることで、主に格闘テラバーストか妖テラスタルの型を使っていた。

技はサザンドラに撃つようのドラゴンアローと大文字が確定で後の2枠は通りの良いシャドーボールとあると便利な先制技として不意打ちを入れていたが、身代わり呪いなどの搦手対策やテラバーストなどの崩しも強かったためカスタマイズ性能は高いと思う。

ドラパルトミラーには強くないので、不意打ち入れられたらいいなぐらいの気持ち。

選出率5位。

 

 

カイリュー

Dragonite Artwork

性格:意地っ張り

ラスタル:ノーマル

持ち物:拘り鉢巻

特性:マルチスケイル

実数値と努力値:191(196)-203(244)-115-*-120-109(68)

技:逆鱗/地震/雷パンチ/神速

・4振りロトム抜き抜き

 

シーズン終盤にあらゆる型が出てきて鉢巻が読まれにくくなった印象があったポケモン

フェアリーがいない構築には逆鱗、浮いてるポケモンが少ない構築には地震を打っているだけで相手が先にテラスタルをはく展開を作りやすいので、そこからこちらの裏のテラスタルで切り返す展開が強かった。

雷パンチは環境次第で炎のパンチやけたぐりに変えていた。

選出率1位。

 

 

ジバコイル

Magnezone Artwork

性格:控えめ

ラスタル:飛行

持ち物:拘り眼鏡

特性:頑丈

実数値と努力値:145-*-136(4)-200(252)-110-112(252)

技:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト

 

強い地面が少なかったため、有利対面から10万ボルト、ボルトチェンジを押してるだけで強かったポケモン

終盤電気玉投げつけるポケモンが増えていたので初手ボルチェンから入ることが増えていた。

耐性も優秀なため単なる対面駒としてだけではなくドラゴンとの多少のサイクルを回せたが、基本は引っ込めずに頑丈を盾に技を連打してるだけで相手が勝手に深読みしてくれアドが取れたりする。

選出率4位。

 

 

・グレンアルマ

Normal Sprite

性格:控えめ

ラスタル:エスパー

持ち物:気合いの襷

特性:砕ける鎧

実数値と努力値:161(4)-*-120-194(252)-100-127(252)

技:アーマーキャノン/ワイドフォース/サイコフィールド/道連れ

・S+2で最速スカガブ抜き

 

道連れが使える襷枠が使いたく、探していたら見つけたポケモン

元々サイコショックとフェアリーテラバーストでアマガドオーを見るように使っていたが、テラスタル前提になってしまうのが弱かったのとアマガドオーの並びが消えたため、いつの日かに使われたサイコフィールドワイドフォースを自分でも使ってみた。

襷枠としてよく見るゲンガーとの差別化としては

・素の耐久の高いため、ステロをくらっても物理技を1発耐えられたりする

・サイコフィールドによる先制技無効が出来るためHP1でも先制技を気にせずに仕事ができる

・火力が高い

といったところで、基本的には物理に対して死にだしし、襷を盾にサイコフィールドからワイドフォースかアーマーキャノン連打で多くの試合の勝ちを拾えた。

また道連れによる強制的な1:1交換も優秀で確2を取れる相手に対しては安易な補助技も打たせないため道連れが決まりやすかった。

間違いなく本構築のMVP枠。

選出率2位。

 

 

・ヘイラッシャ

Dondozo Artwork

性格:腕白

ラスタル:フェアリー

持ち物:残飯

特性:天然

実数値と努力値:257(252)-120-183(252)-*-86(4)-85

技:ウェーブタックル/地割れ/欠伸/守る

 

展開系やどうしても無理な相手に対する誤魔化し枠として適当に入れたポケモン

対面選出だと処理が厳しめなバトン構築や受けサイクルに対して欠伸地割れを連打してた。

どちらかと言うと選出誘導の意味合いで入れている部分が強く、このポケモンがいるだけで表選出で処理のしやすいミトムやマスカーニャなどを呼んでいるように感じたので、見せポケとしては役立っていたと思う。

選出率6位。

 

 

【選出パターン】

カイリューアルマ+ジバコorセグレ

先発は相手のステロ巻きそうなポケモンに強めなポケモン

サザン入りにはセグレイブの代わりにドラパルト

 

カイリュージバコアルマ

対キョジオーン時の選出で隙を見せないように立ち回る

 

・ドラパジバコアルマ

分かりやすく物理受けが来そうな時に腐らせる

 

・ドラパラッシャ@1

展開系とかに対する選出

 

 

【重い相手】

・キラフロル

どう足掻いてもステロを考慮すると1匹以上持っていかれるので、ジバコイルのボルチェンからドラパルトのシャドーボールとかでステロをまかせなかったりしてた(ジバコ対面は大地orマッドショット飛んでくる)。

 

カイリュー

重いというよりは最終的に型が増えすぎて対処が難しかった。

基本的にはテラスタルをはかせてから対処に回るが、隙を見せると竜舞型に3タテされかねないので交換などを行わずに火力を押し付けていけるように立ち回る。

 

・ステロまいてくるポケモンというかステロ

ステロが強い環境でステロが重いことは欠陥だと思うが、良い構築も浮かばなかったので気合で戦った。

相手の選出画面を見てステロを負けるポケモンに強いポケモンを基本初手置きしてた。

 

【まとめ】

最終日までの1週間ほどずっと3桁前半から後半をうろうろしており、構築の改善を重ねながらも最終日も100〜300位をずっと行き来するだけで、目標もしていた2桁を踏むこともできず、最終的には落として終わり構築の弱さ、プレイングの甘さなどが目立った結果となりました。

環境の移り変わりが激しく、勝ちきるのは中々難しくはありましたが、久しぶりのポケモン対戦が楽しく、構築的に1戦が短いのもありますが800戦以上していて自分でもビビっています。

また時間がある時は最終2桁以上を目指して頑張りたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

TN:ダルク