【S16&17使用構築】バシャバトンガルーラ【ORASシングル】
ORASお疲れ様でした。
S17はS16の襷バトンバシャを使った構築をいじって使っていたがS16よりも勝てず、最終シーズンであったにも関わらず全然レートを上げることが出来なかった。
最終日近くに構築が弱いとは思っていたがその時に1から構築を考えれるほどの力もなくそのまま終わってしまった。
ポケモン対戦においてプレイングは大事だが、それ以前に構築が弱いと勝てないということがよくわかったシーズンだった。
先にS16で使用した構築を記載し、S17で変更した点を後述する。
以下簡単に個別紹介(個体は理想値前提)
・ガルーラ(メガガルーラ)
性格:意地っ張り
持ち物:ガルーラナイト
特性:肝っ玉→親子愛
実数値と努力値:197(132)-176(116)-151(244)-*-122(12)-121(4)
技:秘密の力/噛み砕く/ドレインパンチ/身代わり
バトン先としても単体としても強いABガルーラ。
不意打ちがないので単体としての性能は普段よりは落ちてしまうが、バトン先として使う際に最も強くなるように考えており、結果バトンした後の性能は素晴らしく3タテをよくしてくれた。
配分はクレセを意識しており、身代わりがクレセの無振りサイキネを確定耐えまでHDに振り、残りBとAに振った。
バトン後にダメージを食らう殆どが物理先制技であるためそこを意識してBに厚く振っている。
ここまでAを確保しておくことでクレセをA+2の秘密でほぼ落とすことが出来る。
性格:意地っ張り
持ち物:ヤチェの実
特性:鮫肌
実数値と努力値:183-200(252)-132(132)-*-105-138(124)
ボルト入りや龍の一貫しているパーティに対するバトン先として主に選出していくポケモン。
AはぶっぱでSを+1で135族抜きにし残りを耐久に回した。
メガガルーラの秘密不意を耐えるので、一応単体選出時にガルーラを対面処理や削ることは出来る。
ダブルチョップは主に身代わりと襷を貫通するためと逆鱗で拘りたくない時(浮いてる龍+フェアリー等の並び)の時に使い、エッジはボルトを落とすために必要なため剣の舞や身代わりも欲しかったが技スぺースが足りなかった。
このパーティではメガガルーラよりは選出率は低かったものの出した時は活躍してくれる感じの強いポケモンだった。
性格:意地っ張り
持ち物:ラムのみ
特性:バトルスイッチ
実数値と努力値:165(236)-78(4)-171(4)-*-172(12)-112(252)
技:シャドークロー/聖なる剣/影打ち/剣の舞
Sに大きく割いた剣舞ギルガルド。
単体としても選出しやすく初手から出して崩しに行くときにも、バトン先として使う時にも使いやすかった。
Aを削ったがそこまで不便に感じることはなく、低速ポケモンを抜いたりバトンした後上を取れる相手が増えるのは中々に面白かった。
しかしガルーラの不意打ちで縛られるのが辛く、あまり選出出来なかった。
性格:図太い
持ち物:オボンの実
特性:悪戯心
実数値と努力値:184(236)-*-132(236)-146(4)-101(4)-135(28)
技:10万ボルト/めざめるパワー(氷)/悪巧み/電磁波
主に電磁波によるバトンサポート用のポケモン。
初めて図太いボルトロスを使ったがとても使いやすく、ストッパーとしても強いのと、ズルする点も非常に強かった。
この構築での一番の役割はサザンドラやガルーラに麻痺を入れて後ろのバシャーモが剣の舞する隙を作ることで、ボルトの苦手な相手にバシャーモが有利を取りやすかったため相性が良かった。
雑に使って雑に強かった。
性格:意地っ張り
持ち物:気合いの襷
特性:加速
実数値と努力値:155-189(252)-90-*-91(4)-132(252)
技:飛び膝蹴り/剣の舞/バトンタッチ/守る
構築の要。
基本的に有利対面になるようにして剣の舞を押していく。
威嚇を後出しされても襷を盾に無理やり2回舞っていく。
襷を潰してくるメガガルーラに対して強いのが非常に偉く、先制技持ち以外で襷が潰されにくいのが強い。
ワンウェポンはバトンをし終わった後にも自身が戦いやすい飛び膝蹴りを採用した。
剣の舞飛び膝蹴りでバトンせずに相手を倒したり負荷をかけて崩す展開にも持っていけるため強かった。
・スイクン
性格:図太い
持ち物:カゴの実
特性:プレッシャー
実数値と努力値:207(252)-*-183(252)-110-135-106(4)
技:熱湯/冷凍ビーム/瞑想/眠る
バトンしたら強そうなポケモン。
上から電気技や草技で処理して来ようとする相手に対して、バトンしてSを上げることで先に瞑想を積んでいくだけで詰めていけた。
スイクンというポケモンを使うのは苦手だが、この枠にはこれ以上にいいポケモンが浮かばなかったためずっと使っていた。
【選出パターン】
・バシャガブガル
ガブの通りが良い時に出す。
初手にバシャを投げて剣舞バトンをしていきバトン先で2匹持っていける形を作れれば勝ちやすい。
・ボルトバシャ+ガルorガブ
ボルトで麻痺を撒いていきバシャの積む隙を作っていく。
バシャが有利対面を作れるようにボルトを上手く使っていく。
・バシャスイクン+1
スイクンをあまり信用してなかったが、それでも刺さっているときは出していく。
瞑想を積んでも急所で終わるので悲しくなる。
バトンしない時の選出は刺さっているポケモンを出していたので特に決まってない。
ここからはS17で変更した点。
①ギルガルド→ゲンガー
②スイクンの持ち物と技構成(カゴの実→ゴツゴツメット、冷凍ビーム→リフレクター)
・ゲンガー(メガゲンガー)
性格:臆病
持ち物:ゲンガナイト
特性:浮遊→影踏み
実数値と努力値:135-*-101(4)-222(252)-115-200(252)
技:祟り目/気合い玉/鬼火/守る
ガルーラに強くしたかったためゲンガーに変更₍ガルーラに強いとは言ってない)。
ゲンガーに変えたことでゲッコウガをとても呼びやすくなったため、ゲッコウガに勝てる型として採用した。
ガルカバゲッコウ等のゲッコウガ入りの並びに対して有利に戦うことは出来、選出幅を広げる点でも優秀だった。
しかし、ゲッコウガに対して勝てる確率は7割以下であり、とても不安定であった。
良くも悪くも試合を1匹で決めてしまいやすいポケモンだった。
スイクンに関してはバトンサポートとしても使えるリフレクターの採用とゲンスイの並びで詰めるための瞑想眠るを採用した結果この型になった。
眠カゴスイクンに対して物理アタッカーが出てきた際に燃やさないと辛い状況にもっていかれやすかった点の解消にはなった。
しかし、氷技を切ったことで逆に起点になりやすかった場面が多かったことも否めない。
【重いポケモン】
剣の舞を1回した後でも一撃で落とせないことと、バシャの襷が削られてしまうので相手にしづらい。
威嚇されるのもつらいが、バトン先に対して高打点を入れられるため裏の先制技圏内に入ってしまいがち。
・マリルリ
先制技持ちであるので剣の舞を後出しのタイミングでしか積めない上に、ガルーラのA+2秘密の力をH振りでお盆の実込みで耐えられるためきつい。
・ピクシー
勝てない。
【まとめ】
この構築はバシャにクレセ引きや威嚇持ちに引いてくる立ち回り、バシャボルト対面に対してアドを取りに行くように組み始めた。
前者に対してはそこそこの勝率はあったが、後者に関しては電磁波から入られた場合2回連続で動ける確率が56%程度しかなく決して有利とは言い難く、痺れた場合に1匹失うだけとなるため負けに繋がりやすかった。
勝ち筋がわかりやすく、元々決めていた立ち回りで読みを排除しやすかった部分はよかったが、構築段階での勝ち筋が少ない点と、有利を取れる相手が多いとは言えない点が本当に弱く、勝ちきれずに終わってしまった。
最終シーズンは不甲斐ない結果で終わってしまったが、7世代では強い構築が組めるように、また強い立ち回りが出来るように精進していきたい。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
S16:最高2062 最終2005
S17:最高1980ぐらい 最終1946