【最高80位最終145位】ガルドミミカビ【剣盾シングル】
カバギャラから組み始めたが、ギャラドスをミミッキュで止めに来るパーティを多く見たため、そこに強く出れる選出でトリル腹太鼓カビを採用したら思ったよりも通りが良く、こちらがメイン選出となった。
カビを通す際に、相手のポケモンが3体残ってしまっているとトリルが枯れてしまい、上から叩かれて負けてしまうため相手の1体を持っていき2対2の状況でトリルカビを通せるように初手に投げるポケモンとして襷ギルガルドを採用。
最後にギルガルドと相性保管が良く、一部の耐久ポケモンに対する崩しとして悪巧みサザンドラを採用。
結果は500位ぐらいから1週間ほどこの構築を使い、毎日2桁に行きはするものの、大体は100位~300位の間を行き来するぐらいの結果だった。
表選出のトリルミミカビの方の選出時の勝率はそこそこ高かったものの、序盤に上手く相手の1匹を持っていけなかった場合に不利を取りやすい、裏選出時の勝率がいまいちだったというのがあり、上げきることはできなかった。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
性格:慎重
持ち物:オボンの実
特性:砂起こし
実数値と努力値:215(252)-132-139(4)-*-136(252)-67
技:岩石封じ/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし
普通の起点作りのカバルドン。
基本的に初手投げすると仕事が出来ずに倒されることが多かったため、2手目に投げることになっていた。しかし、その際にステルスロックの必要性を感じなかったり、結局仕事できずに倒されることが多くあったため、受けを崩すための駒として残飯持ちの欠伸地割れ型や物理受けのゴツメ型などを使用していたが、どれもしっくりこずに最終的には一番普通の型を使っていた。
欠伸ループ自体は強いものの対策も多く見受けられ消極的な理由でしか出していなかったためもう少し検討の余地はあったかもしれない。
性格:陽気
持ち物:達人の帯
特性:威嚇
実数値と努力値:171(4)-177(252)-99-*-120-133(156)
フルアタギャラドス。
命の珠がミミッキュに取られていたため、達人の帯を持たせていたが、弱点をつけていないときの火力不足感が否めなかったが、竜の舞無しでは弱点時の火力も微妙で持たせざるを得なかった。
なのでこのポケモンを通すときは極力まで裏の2匹で削りを入れてから出していった。
地震を考慮されてない立ち回りをされる相手には強かった。
性格:臆病
持ち物:カムラの実
特性:浮遊
実数値と努力値:167-*-110-177(252)-111(4)-165(252)
技:悪の波動/ラスターカノン/悪巧み/身代わり
受け崩し枠。
この構築でつらめのドヒドイデやミロカロスなどの受けよりの構築に出していく。
持ち物は自らがエースとなっていけるカムラの実を持たせていた。
食べ残しは受けだしたときに型がばれることを嫌って持たせていなかったが、逆にTODされたりしたため、食べ残しやラムの実でもよかったかもしれない。
性格:うっかりや
持ち物:気合の襷
特性:バトルスイッチ
実数値と努力値:135-71(4)-160-112(252)-144-112(252)
対面性能の高い襷ギルガルド。
終盤に弱点保険ギルガルドが流行ったためか、このポケモンを一撃で倒せそうな技を押してくる相手が多く見受けられ(こだわりアイテム、ダイマ等)、通りが良くなってた印象があった。
影打ちで縛れているときは裏にミミッキュを置いているときはケアが効くため、影打ちを打たずに別の技を押すことが多かった。
性格:勇敢
持ち物:命の珠
特性:化けの皮
実数値と努力値:161(244)-156(252)-101(4)-*-126(4)-90
技:じゃれつく/影打ち/呪い/トリックルーム
トリル要因兼ストッパー。
基本的に削り残しを影打ちで倒し、そのあとトリルで後続につなぐ。
命の珠を持たせているのは、影打ちを打った際に最速警戒をさせられることと、トリル下で自分でも殴っていけるためで無難に強かった。
・カビゴン(キョダイ個体)
性格:腕白
持ち物:ウイの実
特性:食いしん坊
実数値と努力値:264(228)-134(28)-128(252)-85-130-50
技:捨て身タックル/アイアンヘッド/炎のパンチ/腹太鼓
今回の構築のメイン。
トリル下での抜き性能が高く、一回太鼓を積めればほとんどの相手を一撃で倒せる。
ダイスチルでのB上昇と巨大再生による回復が非常に強く、トリルやダイマックスが切れた後にも相手の攻撃を耐えてこちらの攻撃で倒せる展開も多くあった。
ノーマル技はダイマ時もダイマ後の火力も高いほうがいいと感じたため捨て身タックル。
【選出パターン】
・ガルドミミカビ
基本的にこの選出。
ガルドで1匹持っていきトリルカビで全員倒していく。
・ガルドサザンギャラ
カビが通せない(ミロカロス、ヌオーなど)時の基本選出。
ガルドで削りを入れてサザンかギャラの一貫を作る。
・カビカバギャラ
カバが刺さってるときに出す。
カビゴンが初手で有利体面を作った時腹太鼓を押したらそのまま終わる試合も何回かあった。
【重いポケモン 】
黒い霧を持っているためカビゴンが止まってしまう。
ミロカロスと同じく、黒い霧がつらい。
黒い霧個体自体は減っていたため、ない想定で太鼓積んだりするときはあった。
ギルガルドにエアスラから入ってくる人やめてほしい。
カビで受けが効くが珠持ちなどに削られすぎる展開がつらめ。
【まとめ】
基本的にこのパーティを見せたときに、ギャラのストッパーが裏に置かれていることが多く、そこに対して表選出のミミカビが強いことが多く、構築としては悪くなかったと思います。
ただもう少しのところで勝てなかったり、自分のプレイングの甘さが目立っていた部分があったので練度が足りていないと感じました。
サブロムも回す予定だったけれども結局のところ時間が足らず、十分な状態まで最終日まで出来なかったため、1か月という期間の短さにはつらさを感じました。
逆に1か月おきに新しい構築を考えたり、他の方の構築を見られる点においては魅力的には思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。