【最高114位最終130位】パッチミミヌオー【剣盾シングル】
前の構築でヌオーがつらく、実際ヌオーに薄いパーティもそこそこ見かけることから、ヌオーの詰ませ性能の高さに注目し構築を組み始めた。
次にダイマックス枠だが、ヌオーをダイマックスで処理されないために、相手にダイマックスを使わせにいく必要があるため、序盤から切りながら制圧出来るポケモンとしてパッチラゴンとバンギラスを採用。
また相手のダイマックスターンを枯らすこと、ヌオーの補助のためのトリックルームを使えるポケモンとしてミミッキュを採用。
最後に保管としてパッチラゴンと相性も良く、選出段階でサイクルパーティっぽくも見せられるアーマーガア、環境に通りの良いエースバーンわ採用した。
パーティコンセプトは、初手でダイマックスを切り1.5体ほど持っていきながら相手にダイマックスを使わせ、相手のダイマックスターンを枯らしたところで、最後にヌオーやガアで詰めるという形である。
結果は最終日に5000位ぐらいから使い始め、シーズン終了の5分前に2桁チャレンジまでいったものの負けてしまい最終130位となった。2桁に乗せることも出来ず悔いの残る結果となったが、構築としては可能性を感じた。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
・パッチラゴン
性格:陽気
持ち物:命の珠
特性:張り切り
実数値と努力値:165-152(252)-111(4)-*-90-139(252)
技:電撃嘴/逆鱗/炎の牙/燕返し
火力がおかしいダイマックス枠。
基本先発に投げて相手の方が遅く電気が通るときには電撃嘴、それ以外はダイマックスを切る。
後出しはほぼ効かず、不一致威力110のダイジェットでさえドリュウズには4割ほど入るため、ダイドラグーンで余裕で落ちる。
また、電撃嘴は先制時にダイサンダーよりも威力が高いため、ジェットでsを上げてしまえばダイマックスが切れた後も超火力を出していける。
耐久は並程度であるが、ダイマックスにより大体の弱点技は耐えられるため、強引に突っ張って相手のサイクルを封じていく。
炎の牙はナットレイやアイアント、またドリュウズアーマーガアなどの並びに一貫するため採用し、燕返しは確実に削りたいときに打ちたいため採用している。
・アーマーガア
性格:慎重
持ち物:タラプの実
特性:ミラーアーマー
実数値と努力値:205(252)-107-125-x-149(244)-89(12)
技:ブレイブバード/ビルドアップ/挑発/羽休め
詰ませ枠兼サイクル参加も出来る便利枠。
ヌオーできついドヒドイデやナットレイなどがいた場合に出していく。
このポケモンはダイマックスを使ったほうが強いので、必要であれば残しておく。
不一致弱点技は余裕を持って受かるが、追加効果持ちが多いため出来るだけ早く処理に回るほうが良い。
・エースバーン
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
特性:猛火
実数値と努力値:155-168(252)-96(4)-*-95-188(252)
技:火炎ボール/跳び膝蹴り/不意打ち/カウンター
表選出できない時の選出枠。
環境に刺さっているので選出したら大体対面処理ぐらいはしてくれる。
蜻蛉やボルチェンで膝を透かされたりするので裏を見ながら技を選択していく。
この構築ではアイアントがそこまで重くないため意地っ張りで良かった。
性格:意地っ張り
持ち物:弱点保険
特性:砂起こし
実数値と努力値:207(252)-187(124)-142(92)-*-124(28)-83(12)
パッチラゴンが初手に出しにくいときに出す枠。
sは上がらないが耐久と弱保警戒されるせいで割と削ってくれる。
ダイマックスを切らずとも対面性能は割とあるので初手出し以外の裏選出時にも活躍してくれた。
性格:勇敢
持ち物:リリバの実
特性:化けの皮
実数値と努力値:161(244)-156(252)-101(4)-*-126(4)-90
技:じゃれつく/影打ち/呪い/トリックルーム
ダイマ枯らしとヌオーのサポート枠。
相手のダイマックスターンを2ターン稼ぐことが出来るのでその間にトリックルームと呪いを打ちヌオーをサポートする。
持ち物は行動保証と時間稼ぎしやすいリリバの実。
・ヌオー
性格:図太い
持ち物:食べ残し
特性:天然
実数値と努力値:202(252)-*-150(252)-85-86(4)-55
技:熱湯/毒々/蓄える/自己再生
構築のエース。
大抵の物理に対しては対面から積み始めても間に合い、トリルから繋ぐことで先に蓄えられるので並の特殊技ぐらいまでは受けられる。
急所、追加効果による負け筋を考慮して熱湯と毒々は早めに打っていく。
【選出パターン】
・パッチミミヌオー
基本選出。
初手ダイマを切り1.5体ほど持っていき、ミミでトリルを貼りヌオーで詰ませる。
初手のパッチラゴンを残すか切るかの判断は相手の通りを見て、トリルからパッチラゴンに繋ぐ展開も考慮しておく。
・ヌオー以外の2匹+ガア
アーマーガアで詰ませにいく選出。
基本的にガア以外で削りガアにダイマックスを切り詰める。
・パッチエースバンギミミから3匹
草+炎or電気持ちがいるためにヌオーガアが辛い時の選出。
対面構築っぽく動いていき、ミミのトリルからバンギに繋いだりもする。
【重いポケモン 】
・ロトム系統
カットムは範囲が辛く、ミトムは眼鏡が辛い。
拘りトリックもされるため面倒。
初手のパッチラゴンを滅ぼされる上にヌオーやガアでは受からないので諦めて対面選出するしかない。
・アーマーガア
上から挑発打たれると勝てません。
【まとめ】
構築を迷走していろいろと使っていたら、最終日の4日前ほどに5万位まで落としたせいで萎えていたけれど、最終日までに5千位ぐらいまで戻し、ここまで戻ってこられたのは良かったです。
初手のパッチラゴンによる3タテもよくあり、思ってた以上にパッチラゴンの刺さりは良かったと思いましたが、こちらのダイマックスをダイマックス無しで耐えられて、残数も削れなかった時は不利になりがちでした。
この構築になってから1日しか使ってないため調整などの改良の余地はあったと思います。
目標の最終2桁1桁には辿り着けなかったため、来シーズンはサブロムも用意して頑張りたいですね…
ここまで読んでくださってありがとうございました。