【S1 最終502位】高火力拘り対面構築【SVシングル】
【構築経緯】
ビックリテラスタルに対しては行動保証が持てるポケモンが強いと思い、その中で崩しでも優秀な鉢巻カイリュー、頑丈眼鏡ジバコイルから組み始めた。
その次に対面枠の襷枠としてグレンアルマ、最後の方に流行ったドラゴン多めの構築に対して強めなチョッキセグレイブを採用し、最後に補完として上4体で辛めなところに対して、見せ合いでも優秀なドラパルトとヘイラッシャを入れた。
ステルスロックが重い構築なので、ステロ巻き要員に対してはステロをまかせる以外の行動をさせないよう選出、立ち回りは意識した。
1,2週間ほど使った構築なので技、努力値振り、持ち物はちょくちょく変えていたが、最終的に使用した構築になっている。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
・セグレイブ
性格:意地っ張り
テラスタル:地面
持ち物:突撃チョッキ
特性:熱交換
実数値と努力値:207(132)-198(116)-140(220)-*-107(4)-112(36)
技:きょけんとつげき/氷柱針/地震/氷の礫
・サーフゴーのゴールドラッシュとか陽気ガブリアスの逆鱗を高乱数耐えるやつ
ドラゴン対面に強めな耐久振り地面チョッキ型。
初手に投げるだけで相手のテラスタルを切らせやすかったり、そもそもの対面力が高かったため雑に使っても1体持っていきやすかった。
ただ、終盤はミラーを含め初手ドラゴン対面が多発し、相手の素早さ、テラスタル、持ち物がわかっていない状態での安定行動が見つからない且つ、見誤った時の負けへの直結率が高かったので、構築としての練度の低さが出たポケモンでもあった。
選出率3位。
・ドラパルト
性格:無邪気
テラスタル:フェアリー
持ち物:命の珠
特性:すり抜け
実数値と努力値:163-171(244)-95-152(252)-85-180(12)
技:ドラゴンアロー/シャドーボール/大文字/不意打ち
・最速ゲンガー抜き
色々試した中で1番使い勝手が良いと思った珠両刀型。
この枠に求められることはセグレイブが出しにくい鋼サザンドラ入りに対して強く出られることで、主に格闘テラバーストか妖テラスタルの型を使っていた。
技はサザンドラに撃つようのドラゴンアローと大文字が確定で後の2枠は通りの良いシャドーボールとあると便利な先制技として不意打ちを入れていたが、身代わり呪いなどの搦手対策やテラバーストなどの崩しも強かったためカスタマイズ性能は高いと思う。
ドラパルトミラーには強くないので、不意打ち入れられたらいいなぐらいの気持ち。
選出率5位。
性格:意地っ張り
テラスタル:ノーマル
持ち物:拘り鉢巻
特性:マルチスケイル
実数値と努力値:191(196)-203(244)-115-*-120-109(68)
技:逆鱗/地震/雷パンチ/神速
・4振りロトム抜き抜き
シーズン終盤にあらゆる型が出てきて鉢巻が読まれにくくなった印象があったポケモン。
フェアリーがいない構築には逆鱗、浮いてるポケモンが少ない構築には地震を打っているだけで相手が先にテラスタルをはく展開を作りやすいので、そこからこちらの裏のテラスタルで切り返す展開が強かった。
雷パンチは環境次第で炎のパンチやけたぐりに変えていた。
選出率1位。
性格:控えめ
テラスタル:飛行
持ち物:拘り眼鏡
特性:頑丈
実数値と努力値:145-*-136(4)-200(252)-110-112(252)
技:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
強い地面が少なかったため、有利対面から10万ボルト、ボルトチェンジを押してるだけで強かったポケモン。
終盤電気玉投げつけるポケモンが増えていたので初手ボルチェンから入ることが増えていた。
耐性も優秀なため単なる対面駒としてだけではなくドラゴンとの多少のサイクルを回せたが、基本は引っ込めずに頑丈を盾に技を連打してるだけで相手が勝手に深読みしてくれアドが取れたりする。
選出率4位。
・グレンアルマ
性格:控えめ
持ち物:気合いの襷
特性:砕ける鎧
実数値と努力値:161(4)-*-120-194(252)-100-127(252)
技:アーマーキャノン/ワイドフォース/サイコフィールド/道連れ
・S+2で最速スカガブ抜き
道連れが使える襷枠が使いたく、探していたら見つけたポケモン。
元々サイコショックとフェアリーテラバーストでアマガドオーを見るように使っていたが、テラスタル前提になってしまうのが弱かったのとアマガドオーの並びが消えたため、いつの日かに使われたサイコフィールドワイドフォースを自分でも使ってみた。
襷枠としてよく見るゲンガーとの差別化としては
・素の耐久の高いため、ステロをくらっても物理技を1発耐えられたりする
・サイコフィールドによる先制技無効が出来るためHP1でも先制技を気にせずに仕事ができる
・火力が高い
といったところで、基本的には物理に対して死にだしし、襷を盾にサイコフィールドからワイドフォースかアーマーキャノン連打で多くの試合の勝ちを拾えた。
また道連れによる強制的な1:1交換も優秀で確2を取れる相手に対しては安易な補助技も打たせないため道連れが決まりやすかった。
間違いなく本構築のMVP枠。
選出率2位。
・ヘイラッシャ
性格:腕白
テラスタル:フェアリー
持ち物:残飯
特性:天然
実数値と努力値:257(252)-120-183(252)-*-86(4)-85
技:ウェーブタックル/地割れ/欠伸/守る
展開系やどうしても無理な相手に対する誤魔化し枠として適当に入れたポケモン。
対面選出だと処理が厳しめなバトン構築や受けサイクルに対して欠伸地割れを連打してた。
どちらかと言うと選出誘導の意味合いで入れている部分が強く、このポケモンがいるだけで表選出で処理のしやすいミトムやマスカーニャなどを呼んでいるように感じたので、見せポケとしては役立っていたと思う。
選出率6位。
【選出パターン】
・カイリューアルマ+ジバコorセグレ
サザン入りにはセグレイブの代わりにドラパルト
・カイリュージバコアルマ
対キョジオーン時の選出で隙を見せないように立ち回る
・ドラパジバコアルマ
分かりやすく物理受けが来そうな時に腐らせる
・ドラパラッシャ@1
展開系とかに対する選出
【重い相手】
・キラフロル
どう足掻いてもステロを考慮すると1匹以上持っていかれるので、ジバコイルのボルチェンからドラパルトのシャドーボールとかでステロをまかせなかったりしてた(ジバコ対面は大地orマッドショット飛んでくる)。
重いというよりは最終的に型が増えすぎて対処が難しかった。
基本的にはテラスタルをはかせてから対処に回るが、隙を見せると竜舞型に3タテされかねないので交換などを行わずに火力を押し付けていけるように立ち回る。
・ステロまいてくるポケモンというかステロ
ステロが強い環境でステロが重いことは欠陥だと思うが、良い構築も浮かばなかったので気合で戦った。
相手の選出画面を見てステロを負けるポケモンに強いポケモンを基本初手置きしてた。
【まとめ】
最終日までの1週間ほどずっと3桁前半から後半をうろうろしており、構築の改善を重ねながらも最終日も100〜300位をずっと行き来するだけで、目標もしていた2桁を踏むこともできず、最終的には落として終わり構築の弱さ、プレイングの甘さなどが目立った結果となりました。
環境の移り変わりが激しく、勝ちきるのは中々難しくはありましたが、久しぶりのポケモン対戦が楽しく、構築的に1戦が短いのもありますが800戦以上していて自分でもビビっています。
また時間がある時は最終2桁以上を目指して頑張りたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
TN:ダルク
【最高80位最終145位】ガルドミミカビ【剣盾シングル】
カバギャラから組み始めたが、ギャラドスをミミッキュで止めに来るパーティを多く見たため、そこに強く出れる選出でトリル腹太鼓カビを採用したら思ったよりも通りが良く、こちらがメイン選出となった。
カビを通す際に、相手のポケモンが3体残ってしまっているとトリルが枯れてしまい、上から叩かれて負けてしまうため相手の1体を持っていき2対2の状況でトリルカビを通せるように初手に投げるポケモンとして襷ギルガルドを採用。
最後にギルガルドと相性保管が良く、一部の耐久ポケモンに対する崩しとして悪巧みサザンドラを採用。
結果は500位ぐらいから1週間ほどこの構築を使い、毎日2桁に行きはするものの、大体は100位~300位の間を行き来するぐらいの結果だった。
表選出のトリルミミカビの方の選出時の勝率はそこそこ高かったものの、序盤に上手く相手の1匹を持っていけなかった場合に不利を取りやすい、裏選出時の勝率がいまいちだったというのがあり、上げきることはできなかった。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
性格:慎重
持ち物:オボンの実
特性:砂起こし
実数値と努力値:215(252)-132-139(4)-*-136(252)-67
技:岩石封じ/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし
普通の起点作りのカバルドン。
基本的に初手投げすると仕事が出来ずに倒されることが多かったため、2手目に投げることになっていた。しかし、その際にステルスロックの必要性を感じなかったり、結局仕事できずに倒されることが多くあったため、受けを崩すための駒として残飯持ちの欠伸地割れ型や物理受けのゴツメ型などを使用していたが、どれもしっくりこずに最終的には一番普通の型を使っていた。
欠伸ループ自体は強いものの対策も多く見受けられ消極的な理由でしか出していなかったためもう少し検討の余地はあったかもしれない。
性格:陽気
持ち物:達人の帯
特性:威嚇
実数値と努力値:171(4)-177(252)-99-*-120-133(156)
フルアタギャラドス。
命の珠がミミッキュに取られていたため、達人の帯を持たせていたが、弱点をつけていないときの火力不足感が否めなかったが、竜の舞無しでは弱点時の火力も微妙で持たせざるを得なかった。
なのでこのポケモンを通すときは極力まで裏の2匹で削りを入れてから出していった。
地震を考慮されてない立ち回りをされる相手には強かった。
性格:臆病
持ち物:カムラの実
特性:浮遊
実数値と努力値:167-*-110-177(252)-111(4)-165(252)
技:悪の波動/ラスターカノン/悪巧み/身代わり
受け崩し枠。
この構築でつらめのドヒドイデやミロカロスなどの受けよりの構築に出していく。
持ち物は自らがエースとなっていけるカムラの実を持たせていた。
食べ残しは受けだしたときに型がばれることを嫌って持たせていなかったが、逆にTODされたりしたため、食べ残しやラムの実でもよかったかもしれない。
性格:うっかりや
持ち物:気合の襷
特性:バトルスイッチ
実数値と努力値:135-71(4)-160-112(252)-144-112(252)
対面性能の高い襷ギルガルド。
終盤に弱点保険ギルガルドが流行ったためか、このポケモンを一撃で倒せそうな技を押してくる相手が多く見受けられ(こだわりアイテム、ダイマ等)、通りが良くなってた印象があった。
影打ちで縛れているときは裏にミミッキュを置いているときはケアが効くため、影打ちを打たずに別の技を押すことが多かった。
性格:勇敢
持ち物:命の珠
特性:化けの皮
実数値と努力値:161(244)-156(252)-101(4)-*-126(4)-90
技:じゃれつく/影打ち/呪い/トリックルーム
トリル要因兼ストッパー。
基本的に削り残しを影打ちで倒し、そのあとトリルで後続につなぐ。
命の珠を持たせているのは、影打ちを打った際に最速警戒をさせられることと、トリル下で自分でも殴っていけるためで無難に強かった。
・カビゴン(キョダイ個体)
性格:腕白
持ち物:ウイの実
特性:食いしん坊
実数値と努力値:264(228)-134(28)-128(252)-85-130-50
技:捨て身タックル/アイアンヘッド/炎のパンチ/腹太鼓
今回の構築のメイン。
トリル下での抜き性能が高く、一回太鼓を積めればほとんどの相手を一撃で倒せる。
ダイスチルでのB上昇と巨大再生による回復が非常に強く、トリルやダイマックスが切れた後にも相手の攻撃を耐えてこちらの攻撃で倒せる展開も多くあった。
ノーマル技はダイマ時もダイマ後の火力も高いほうがいいと感じたため捨て身タックル。
【選出パターン】
・ガルドミミカビ
基本的にこの選出。
ガルドで1匹持っていきトリルカビで全員倒していく。
・ガルドサザンギャラ
カビが通せない(ミロカロス、ヌオーなど)時の基本選出。
ガルドで削りを入れてサザンかギャラの一貫を作る。
・カビカバギャラ
カバが刺さってるときに出す。
カビゴンが初手で有利体面を作った時腹太鼓を押したらそのまま終わる試合も何回かあった。
【重いポケモン 】
黒い霧を持っているためカビゴンが止まってしまう。
ミロカロスと同じく、黒い霧がつらい。
黒い霧個体自体は減っていたため、ない想定で太鼓積んだりするときはあった。
ギルガルドにエアスラから入ってくる人やめてほしい。
カビで受けが効くが珠持ちなどに削られすぎる展開がつらめ。
【まとめ】
基本的にこのパーティを見せたときに、ギャラのストッパーが裏に置かれていることが多く、そこに対して表選出のミミカビが強いことが多く、構築としては悪くなかったと思います。
ただもう少しのところで勝てなかったり、自分のプレイングの甘さが目立っていた部分があったので練度が足りていないと感じました。
サブロムも回す予定だったけれども結局のところ時間が足らず、十分な状態まで最終日まで出来なかったため、1か月という期間の短さにはつらさを感じました。
逆に1か月おきに新しい構築を考えたり、他の方の構築を見られる点においては魅力的には思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
【最高114位最終130位】パッチミミヌオー【剣盾シングル】
前の構築でヌオーがつらく、実際ヌオーに薄いパーティもそこそこ見かけることから、ヌオーの詰ませ性能の高さに注目し構築を組み始めた。
次にダイマックス枠だが、ヌオーをダイマックスで処理されないために、相手にダイマックスを使わせにいく必要があるため、序盤から切りながら制圧出来るポケモンとしてパッチラゴンとバンギラスを採用。
また相手のダイマックスターンを枯らすこと、ヌオーの補助のためのトリックルームを使えるポケモンとしてミミッキュを採用。
最後に保管としてパッチラゴンと相性も良く、選出段階でサイクルパーティっぽくも見せられるアーマーガア、環境に通りの良いエースバーンわ採用した。
パーティコンセプトは、初手でダイマックスを切り1.5体ほど持っていきながら相手にダイマックスを使わせ、相手のダイマックスターンを枯らしたところで、最後にヌオーやガアで詰めるという形である。
結果は最終日に5000位ぐらいから使い始め、シーズン終了の5分前に2桁チャレンジまでいったものの負けてしまい最終130位となった。2桁に乗せることも出来ず悔いの残る結果となったが、構築としては可能性を感じた。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
・パッチラゴン
性格:陽気
持ち物:命の珠
特性:張り切り
実数値と努力値:165-152(252)-111(4)-*-90-139(252)
技:電撃嘴/逆鱗/炎の牙/燕返し
火力がおかしいダイマックス枠。
基本先発に投げて相手の方が遅く電気が通るときには電撃嘴、それ以外はダイマックスを切る。
後出しはほぼ効かず、不一致威力110のダイジェットでさえドリュウズには4割ほど入るため、ダイドラグーンで余裕で落ちる。
また、電撃嘴は先制時にダイサンダーよりも威力が高いため、ジェットでsを上げてしまえばダイマックスが切れた後も超火力を出していける。
耐久は並程度であるが、ダイマックスにより大体の弱点技は耐えられるため、強引に突っ張って相手のサイクルを封じていく。
炎の牙はナットレイやアイアント、またドリュウズアーマーガアなどの並びに一貫するため採用し、燕返しは確実に削りたいときに打ちたいため採用している。
・アーマーガア
性格:慎重
持ち物:タラプの実
特性:ミラーアーマー
実数値と努力値:205(252)-107-125-x-149(244)-89(12)
技:ブレイブバード/ビルドアップ/挑発/羽休め
詰ませ枠兼サイクル参加も出来る便利枠。
ヌオーできついドヒドイデやナットレイなどがいた場合に出していく。
このポケモンはダイマックスを使ったほうが強いので、必要であれば残しておく。
不一致弱点技は余裕を持って受かるが、追加効果持ちが多いため出来るだけ早く処理に回るほうが良い。
・エースバーン
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
特性:猛火
実数値と努力値:155-168(252)-96(4)-*-95-188(252)
技:火炎ボール/跳び膝蹴り/不意打ち/カウンター
表選出できない時の選出枠。
環境に刺さっているので選出したら大体対面処理ぐらいはしてくれる。
蜻蛉やボルチェンで膝を透かされたりするので裏を見ながら技を選択していく。
この構築ではアイアントがそこまで重くないため意地っ張りで良かった。
性格:意地っ張り
持ち物:弱点保険
特性:砂起こし
実数値と努力値:207(252)-187(124)-142(92)-*-124(28)-83(12)
パッチラゴンが初手に出しにくいときに出す枠。
sは上がらないが耐久と弱保警戒されるせいで割と削ってくれる。
ダイマックスを切らずとも対面性能は割とあるので初手出し以外の裏選出時にも活躍してくれた。
性格:勇敢
持ち物:リリバの実
特性:化けの皮
実数値と努力値:161(244)-156(252)-101(4)-*-126(4)-90
技:じゃれつく/影打ち/呪い/トリックルーム
ダイマ枯らしとヌオーのサポート枠。
相手のダイマックスターンを2ターン稼ぐことが出来るのでその間にトリックルームと呪いを打ちヌオーをサポートする。
持ち物は行動保証と時間稼ぎしやすいリリバの実。
・ヌオー
性格:図太い
持ち物:食べ残し
特性:天然
実数値と努力値:202(252)-*-150(252)-85-86(4)-55
技:熱湯/毒々/蓄える/自己再生
構築のエース。
大抵の物理に対しては対面から積み始めても間に合い、トリルから繋ぐことで先に蓄えられるので並の特殊技ぐらいまでは受けられる。
急所、追加効果による負け筋を考慮して熱湯と毒々は早めに打っていく。
【選出パターン】
・パッチミミヌオー
基本選出。
初手ダイマを切り1.5体ほど持っていき、ミミでトリルを貼りヌオーで詰ませる。
初手のパッチラゴンを残すか切るかの判断は相手の通りを見て、トリルからパッチラゴンに繋ぐ展開も考慮しておく。
・ヌオー以外の2匹+ガア
アーマーガアで詰ませにいく選出。
基本的にガア以外で削りガアにダイマックスを切り詰める。
・パッチエースバンギミミから3匹
草+炎or電気持ちがいるためにヌオーガアが辛い時の選出。
対面構築っぽく動いていき、ミミのトリルからバンギに繋いだりもする。
【重いポケモン 】
・ロトム系統
カットムは範囲が辛く、ミトムは眼鏡が辛い。
拘りトリックもされるため面倒。
初手のパッチラゴンを滅ぼされる上にヌオーやガアでは受からないので諦めて対面選出するしかない。
・アーマーガア
上から挑発打たれると勝てません。
【まとめ】
構築を迷走していろいろと使っていたら、最終日の4日前ほどに5万位まで落としたせいで萎えていたけれど、最終日までに5千位ぐらいまで戻し、ここまで戻ってこられたのは良かったです。
初手のパッチラゴンによる3タテもよくあり、思ってた以上にパッチラゴンの刺さりは良かったと思いましたが、こちらのダイマックスをダイマックス無しで耐えられて、残数も削れなかった時は不利になりがちでした。
この構築になってから1日しか使ってないため調整などの改良の余地はあったと思います。
目標の最終2桁1桁には辿り着けなかったため、来シーズンはサブロムも用意して頑張りたいですね…
ここまで読んでくださってありがとうございました。
【瞬間最高70位】壁ドラパ始動積みリレー【剣盾シングル】
剣盾が発売されて取り敢えずパーティを組んでみた。
個人的な事情で、発売されてから2週間ほど遅れて剣盾を始めたため、ある程度何が強いかなどとTwitterで情報を集めていたところ、壁トゲキッスが強いということを聞いたためそこから構築を組み始めた。
まず壁要因として何を使うかと考えたときに、壁パだと相手にばれることはあまり強くないと個人的に思っているため、一目では型が予測できないドラパルドを採用。
次にトゲキッスの裏に置くポケモンとして、ある程度の対面性能と抜き性能を兼ね備えている枠として、襷パルシェンと珠ミミッキュを採用した。
最後に相手のミミッキュへの牽制や低速高耐久への崩し、ダイマックスターン枯らしなどが出来る身代わり持ちの剣舞カムラ持ちドリュ、初手ドラパを出しやすくするためのカバルドンを採用した。
動きがシンプルで動かすのが簡単であり、壁キッスが決まった時はイージーウィンもしやすかったため、一応瞬間最高70位までは行けたが、上位にはあまり刺さらない構築だと感じ、そこからは勝ちきれなかった。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
性格:慎重
持ち物:オボンの実
特性:砂起こし
実数値と努力値:215(252)-132-139(4)-*-136(252)-67
技:岩石封じ/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし
見せポケの要素が強いステロ撒き要員。
このポケモンを見せてるだけで相手の先発に水や草のポケモンが出てきやすくなるので、ドラパルドを出しやすくできる。
カバルドンが通っているときや、ステロがどうしてもほしいときなどは選出する。
性格:陽気
持ち物:カムラの実
特性:型破り
実数値と努力値:185-187(252)-81(4)-*-85-154(252)
構築の穴埋め枠。
シンプルに環境にこのポケモンの通りがいいことと身代わりの使い勝手の良さから雑に使っても使いやすかった。
ダイアースとダイスチルでBとDを上げていくことができ、壁下で使っていても強さを感じた。
A↑↑状態でカムラを発動させたときに全タテしていける試合もあって非常に強いポケモンだと感じた。
・ドラパルド
性格:臆病
持ち物:光の粘土
特性:すり抜け
実数値と努力値:195(252)-*-95-121(4)-95-213(252)
技:祟り目/鬼火/リフレクター/光の壁
壁貼り要員。
このポケモンの型は非常に多いため、この構築を見たときにこのポケモンが壁だと予測するのは難しいと思う。
主に先発で投げて壁を貼り、鬼火を撒き散らしたりして後続の起点を作る。
自主退場技として優秀な呪いや起点回避兼起点作りとして電磁波が欲しい場面もあるが、祟り目と鬼火でよかった場面もあり、技構成については一考の余地がある。
性格:臆病
持ち物:弱点保険
特性:天の恵み
実数値と努力値:191(252)-*-115-142(4)-135-145(252)
壁下エース。
壁の下で悪巧みを積んでダイジェットで一掃していくだけの簡単なお仕事。
ただ、対策が取られていることも多くあり、基本的にこのポケモンだけで詰めるのではなく、このポケモンと裏でどう詰めるかを考えて立ち回る必要はあった。
しかし、壁を絡めることで無理やり突破できる範囲が増えイージーウィンを拾いやすかった点は非常に強かった。
性格:意地っ張り
持ち物:気合の襷
特性:スキルリンク
実数値と努力値:125-161(252)-201(4)-*-65-122
技:氷柱針/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る
削り残しを処理していくポケモンその1。
襷による行動保障と、殻を破った後の抜き性能で相手の残ったポケモンを処理していく。
氷技の通りが良いのと、環境の物理ポケモンに対して強めなので、使い勝手はよかった。
性格:陽気
持ち物:命の珠
特性:化けの皮
実数値と努力値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)
技:じゃれつく/シャドークロー/影打ち/剣の舞
削り残しを処理していくポケモンその2。
弱体化されてなお最強レベルに強いポケモンで、確実に1発攻撃を受けれるため、積みやすかったり、ダイマックスターンを稼いだりなど、出したらまず腐ることのないポケモンだった。
ダイマックスを切っても強く、ダイフェアリーによる状態異常無効、ダイホロウによる受けを許さない動きが 強かった。
【選出パターン】
・ドラパキッス+1
壁展開の基本選出。
壁貼ってトゲキッスで暴れて、ドリュパルミミで残りを削る。
トゲキッスを止めてくるバンギラスやミミッキュなどのポケモンを考えてラス1の選出と展開を決めていく。
・カバ+2(ドラパ以外)
相手にステロの通りがいい時や、初手カバがつらそうな相手に投げる。
ステロ欠伸吹き飛ばしでこちらに有利を作り後ろの2体で積んでいく。
・パルミミ+キッスorドリュ
ヒヒダルマがドラパルド、カバルドンではどうしようもないため、初手パルから入る。
対面構築よりの動きをするしかないが、受け身な選出なためあんまり強くない。
【重いポケモン 】
・アーマーガア
電気炎がいないため、立ち回りでなんとかするしかないが、超絶重い。
ステロが重いため、そこからギャラドスなどにつながれるだけでつらい。
・ヌオー
【まとめ】
モンスターボール級から使い始めドラパキッス以外は少しずつ入れ替えたりしながら、4桁ぐらいまでは壁貼ってキッス投げてるだけでも勝てる試合が多くあり最初に組んだ構築にしてはそこそこの完成度だった気はしました。
ただ、上位に行くにつれて、カバギャラの並びや、アーマーガアの数の多さにこの構築では勝っていくのは厳しく感じました。
また、今回からの新要素であるダイマックスを先に切る展開をすることが多かったけれども、基本的に後から切るほうが強いと思うため、上手くターンを稼いでくる相手に対して不利になりがちでした。
今期も後1週間ほどで終わりますが、頑張って強いポケモン、構築を探したいですね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
※12月21日時点
【S7最高2091最終2024】壁コケコバシャギャラ【USMシングル】
SMの間ポケモンのモチベが低くあまり触っていなかったが、USMが発売されてやる気が出たので久しぶりに構築を考えてみた。
久しぶりなのもあって、あまり読みや択等の感覚も自信もなく、出来る限り選出、立ち回りの段階で勝ち筋がわかりやすいものにしようと思い、壁展開を使うことにした。
そして、Twitterを漁っているとアーゴヨン+ギャラドスの並びが強いということを見たので、その並びと自分の好きなバトンバシャを絡めた構築となった。
結果は2100チャレで負けてしまい、満足しているかと言われると微妙だが、これ以上潜る時間をあまり取れないため、また次のシーズン以降頑張りたいと思う。
以下簡単に個別紹介(個体値は理想値前提)。
性格:意地っ張り
持ち物:ギャラドスナイト
特性:威嚇→型破り
実数値と努力値:181(84)-227(252)-129-*-150-123(172)
技:滝登り/地震/氷の牙/龍の舞
至って普通のメガギャラドス。
キノガッサが重めなので、Sを準速キノガッサ抜きまで上げている。
剣舞バトンから繋ぐことで、数値受けで止まらなくなること、壁から繋ぐことで耐久力を活かして無理矢理舞っていけることから、大体の試合で選出して活躍してくれた。
性格:腕白
持ち物:フィラの実
特性:加速
実数値と努力値:186(244)-141(4)-119(148)-97(52)-108(60)
技:飛び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/バトンタッチ
堅いバシャーモ。
H-Bラインは特化ミミッキュのじゃれつくZで木の実確定発動、H-Dラインは補正無し252振りゲッコウガの水手裏剣5発耐え(=木の実込み7発耐え)、残りSで1加速時最速95族抜き。
基本的に壁下で無理矢理剣舞してそのまま抜いていく、もしくはギャラドスにバトンすることでギャラドスを一貫させる。
技に関して守るを切っているが、不一致地震ぐらいは1発耐える、そもそも壁前提で使うことが多いという理由でそこまで困ることはなかった。
フレアドライブで自傷することで自ら木の実を発動させにいけることも非常に偉かった。
性格:臆病
持ち物:ドラゴンZ
特性:ビーストブースト
実数値と努力値:149(4)-*-93-179(252)-93-190(252)
技:流星群/ヘドロウェーブ/火炎放射/悪巧み
ただ、この構築における役割はどちらかというと、ミミッキュ、ヒードランを相手に出して貰うという意図が強く、このポケモン自体は選出率は低め。
もちろん、刺さっているときは初手投げや、壁下で積ませて使うことで簡単に勝ちを拾えた。
この技範囲でCS上げていくのはとてもずるい。
・カプ・コケコ
性格:臆病
持ち物:光の粘土
特性:エレキメイカー
実数値と努力値:145-*-106(4)-147(252)-95-200(252)
技:10万ボルト/リフレクター/光の壁/挑発
構築の組み始めとなった今回の壁役。
元々のSが速いため上から壁、挑発が打てること、特性により眠り無効、スカーフ持ちの判断が出来ることが他の壁使いに比べて優秀に感じたので採用した。
攻撃技に関しては、自分自身が一番戦える10万ボルトにしていたが、放電、自然の怒り、ワイルドボルト、ボルトチェンジなど一考の余地あり。
性格:勇敢
持ち物:突撃チョッキ
特性:ビーストブースト
実数値と努力値:204(252)-168(252)-123-127-122(4)-72
技:ヘビーボンバー/地震/岩雪崩/大文字
補完として入ってきたポケモンその1。
カプ・テテフ、ナットレイあたりが重かったのでテッカグヤを入れたが、型に関しては色々試したがいまいちしっくりくるものがなく、一番単体として出したときに扱いやすかったチョッキ型を入れていた。
殆ど見せポケになっていたので、もう少し良い型、良いポケモンがいたかもしれない。
性格:意地っ張り
持ち物:気合いの襷
特性:砂起こし
実数値と努力値:183-180(252)-139(4)-*-92-99(252)
技:地震/氷の牙/岩石封じ/欠伸
補完と言うよりは見せポケとしておいておいたポケモン。
元々耐久に振ってZで飛ばされるのが嫌だったので襷を持たせていたが、あまり襷が発動する機会が無い、木の実の回復無しでは2発耐えることが難しい等の理由でASに振って、カバルドンをみて挑発を打ってくるようなポケモンたちを倒そうと思いこうなった。
襷欠伸だけで最低限の役割は果たしてくれるので、出せば役に立った。
【選出パターン】
・コケコバシャギャラ
基本選出であり迷ったらこれ。
壁貼って剣舞してバトンorギャラで暴れてバシャで抜いていく。
襷持ちに対してはバシャーモもギャラドスも1回は止まってしまうので、そのことを頭に置いてどちらの展開にするかは考える。
・アゴギャラ+1
アーゴヨンの通りが良いとき。
コケコで壁を絡める、バシャで積みサイクルのような動きをする、カグヤで削りを入れて抜いていく、ストッパーとしてカバを置いてそこから欠伸でこちらの動きを作っていく等ラストの1匹は割とどれも出していた。
・アゴバシャカグヤ
ナットレイを許すな。
【重いポケモン 】
襷を持たれていると、コケコが襷を削れないこと、ギャラが岩石封じでSを上げれないということがあり非常につらい。
壁を貼ってもダメージが痛い。10万ボルト持ちもそこそこいたため壁を貼った後のギャラドスでも安定しない。
ギャラドスのA+4地震を耐えて返り討ちにしてくるのでギャラドスだけで抜いていくという考えがやりにくい。
このポケモンがいて基本選出する場合はバシャで抜いていく形を取っていくことが多かった。
【まとめ】
構築の基本選出の方は悪くはなかったが、裏があまり強くなかったので、もう少し考えられれば2100にも行けたのかと思う。
今シーズンは恐らく全体的にレートが高めなのもあり2100に行けなかったことは悔しかったが、久しぶりにポケモンをやって凄く楽しめたのでよかった。
今期はまだ1週間ほどあるのでまだまだ潜る方は頑張ってください!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
【アローラビギニング最高1838】毒びしパ【SM】
サンムーン初めてのインターネット大会ということでお試しでやってみようと思った。
コスモパワールナアーラの詰ませ性能が高そうだったので、そこに毒びしを撒くことで相手を削りきることを考えた。
1800までは37戦でいけたものの勝てば1850に乗せる試合に負けそこからは負けと勝ちを繰り返し伸ばせなかった。
以下簡単に個別紹介。
性格:臆病
特性:ファントムガード
実数値と努力値:239(212)-*-114(36)-158(4)-128(4)-163(252)
技:シャドーレイ/ムーンフォース/コスモパワー/羽休め
選出率100%の伝説ポケモン
同速意識で最速にして残りを耐久に振った。
特性も含めてとにかく硬く大概のポケモンはコスモパワーを1回積むだけでまず負けなかった。
後出ししてくる相手にもそこそこ削りを入れられる火力もあり、いかにこのポケモンを上手く使うかで大体の勝負が決まっていた。
・テッカグヤ
性格:慎重
特性:ビーストブースト
実数値と努力値:204(252)-122(4)-124(4)-*-165(228)-84(20)
技:ヘビーボンバー/宿り木の種/身代わり/守る
よくある宿り木テッカグヤ。
普段は残飯を持っているが、今回は持ち物を持たせられないのでHPの管理は大事にしないと割とすぐに削りきられる。
しかし、状態異常を撒いてもらってみがまもをしたり、宿り木を撒くことで他への負担を落とせる点は非常に優秀で、タイプも伴ってサイクル戦を有利に運びやすかった。
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値と努力値:183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)
技:逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
電気の一貫切り要員。
特に言うこともないぐらい普通に強かった。
性格:臆病
特性:威嚇
実数値と努力値:197(252)-*-100-121(4)-100-161(252)
技:火炎放射/バークアウト/鬼火/朝の日差し
鋼に対して鬼火を入れていくために入れた。
一応鬼火バークアウトで両方を受けることが出来るため、素早さが勝っている広い範囲の相手の対応ができる。
物理が無理やり起点にしてくることがあるので注意が必要。
・ドヒドイデ
性格:図太い
特性:再生力
実数値と努力値:157(252)-*-224(252)-73-163(4)-55
技:熱湯/毒々/毒菱/自己再生
毒菱撒き役。
思った以上に耐久がありガブリアスの地震ぐらいは耐えるので、大体どんな相手にも無理やり毒菱や毒々を撒いていける。
熱湯と再生力もありサイクル戦においてとても強いポケモンだった。
リフレがとてもかわいい。
性格:穏やか
特性:シンクロ
実数値と努力値:202(252)-*-131(4)-80-200(252)-85
技:バークアウト/毒々/挑発/月の光
特殊受け要員。
素早さに振ってないテッカグヤやバトン展開に対して挑発を打てて偉かった。
物理に対しても受けれる程度の数値はあるので、積み技のない相手には月の光連打で倒しにいけた。
リフレがとてもかわいい。
【選出パターン】
・ドヒドイデルナアーラ+その他4体から1体
相手にコケコがいない場合はこの選出。
初手ドヒドイデで毒々か毒菱を撒きひたすら受けまわしていく。
残りの1体は相手のパーティで決めていたがブラッキー>テッカグヤ>>ガブリアス=ウィンディぐらいだった。
ルナアーラの一貫を取るかルナアーラで積めるタイミングを作り詰めにいく。
主にコケコ入りに対しての選出。
ウインディの鬼火バークアウトで裏の起点を作って積みにいく。
【重いポケモン】
・カプ・コケコ
電気+フェアリーの通りがいいのできつい。
・ジガルデ
大体壁貼って出てくるせいで硬く削りきれない。
【まとめ】
まだSM環境自体始まったばかりで何が強いかもよくわからなかったので、取り敢えず自分のやりたいことをやる感じで組んでみたらそこそこ強かった。
今までGSルール等の伝説を使えるルールをやったことがなく、伝説をレートで使えて楽しかった。
ただ目標としていた1850までいくことが出来ずに悔しかったので、今後のインターネット大会でもやることがあれば目指したい。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
45戦35勝10敗
最高1838 最終1819(19位)